善悪入り乱れる世界
仮想通貨の世界
仮想通貨の世界に足を踏み入れようとしている初心者の皆さん、もう少し待ってください。
実を言いますとこの世界に入る前に理解しなければならない事があります。
「善悪入り乱れる世界」それが仮想通貨の世界だという事です。
インターネットの普及で情報の国境線がなくなったと言われますが、その半面悪意ある行為も国境がなくなっているのが現状です。
仮想通貨も当然その影響を受けていますので悪質な行為、詐欺、何でも存在するという事をまずは理解する必要があります。自分の持っていた仮想通貨が奪われてしまったり、詐欺にあってしまったり日常的に起こっているのが現状です。野生の動物が自由に歩き回るサバンナで一人歩き回るが如く仮想通貨は自己責任の徹底された世界である事をご理解ください。
「じゃ、このサイトも信じられないの?」そうです、これぐらいの疑い深さは必要です。
仮想通貨って何?
一言で説明しますと「お金の自由化」と受け取っていただけると分かり易いかと思います。
普段日本人が使用している法定通貨「日本円」は日本国内においては非常に利便性が高く日常で利用するのに不便さを感じたことは無いと思います。
しかしインターネットで買い物をしようと考えた場合、直接、紙幣や硬貨を使用する事はできません。
そこで多くの方がクレジットカードを利用したり、コンビニエンスストア等で相手先口座にお金を振り込んだりして欲しい商品を購入すると思います。インターネットで購入された商品は日本円や米国ドル、中国元(中国円)等様々な法定通貨が利用されますが、この中に「自由に貨幣を選択して構いませんよ」というのが仮想通貨拡大の大きな側面であると考えてよいでしょう。
もちろん仮想通貨はインターネット上での決済に留まらず、新しい技術が開発されつつあり出先での決済にも利用できるようにする為に日々新しい技術開発が行われております。
仮想通貨の代表的なものにBitcoin(ビットコイン)がありますが、外出先でコーヒーやサンドウィッチ、また海外旅行先でのホテル代の支払い等をBitcoinで行うことができれば為替レートや手数料等を考慮せずに楽しんでショッピング可能になります。
仮想通貨が台頭してきた理由のひとつに「お金の自由化」がある事に注目しましょう。
そして「お金の自由化」こそが仮想通貨の醍醐味であると言えるでしょう。
そして「お金の自由化」におけるもう一つの特徴として誰でも貨幣を作ることができる点があげられます。「え?個人でも貨幣発行できるの?※1」そうなんです、これが仮想通貨のもう一つの特徴です。
2013年以降私自身多くの仮想通貨を見てきましたが現在消滅している仮想通貨を含めて何万もの貨幣が誕生し消滅していったと考えております。
※1:通貨(法定通貨)と貨幣とは大きな差がありますのでこの違いはしっかりと把握しましょう。因みに日本国では法定通貨は円、貨幣はBitcoinとなります。
研究者の中には仮想通貨という名称は誤解を生みやすいので仮想貨幣を使うべきという意見もございます
また日本国内において仮想通貨を発行する場合には日本国内での法律(仮想通貨法)に準拠する必要がございます
2017年12月14日 著者