ここ数日株式市場を始め金融市場が神経質な動きをしております。相場の経験が浅い方は非常に驚かれたのではないでしょうか。かつて株式市場だけをあげましても幾度となく危機が訪れそれを乗り越えてきましたが市場は常に進化し続けると言われるようにその形態も変化し続けています。人間は危機が訪れるたびにその理由を必死に探しますが、その理由を探そうとすれば探そうとするほど深みに嵌るのが市場です。私が以前大変お世話になった年配の外務員の方の言葉です。『市場を理解しようとすればするほど崖の淵に立つことになる、生き残るためには怖れを忘れないことだ』
仮想通貨市場は株式、金投資等を含めても非常にリスクが高いものです。皆さんも、投資をする際は色々なシナリオを想定し理解できない相場だと思ったら無理せず抜けることも勇気です。リスクと上手に付き合ってください。
さて、仮想通貨市場の話に戻しますが今年になりまして大きく調整しております。また、仮想通貨に対する不安材料も重なり下落に歯止めがかかりません。こういう時は先ほども申し上げましたように無理はせず長い目で市場を見守りましょう。短期投資の方もいらっしゃいますので悪くは言えませんが是非長い目で仮想通貨市場を見て頂けると嬉しいです。世界的に批判の的ではありますが仮想通貨市場、特にビットコインは管理者がおりません。この様な主体の投資対象は金(ゴールド)といったものに代表される商品と近い性質をもちます。市場が混乱すればするほど魅力がでてくる可能性があります。
マネーゲームとしての仮想通貨の一面が削ぎ落とされた後に評価される可能性も十分考えられますのでしっかりと自分のウォレットに保管しておく事をお勧めいたします。
今年のキーワードである、バブル、そして規制が大鉈を振るい仮想通貨市場を襲っておりますが昨年の状況を鑑みますと、想定外とは言えない相場であると考えられます。また、記事にものせましたが多くの金融機関がリスク資産からの退避を昨年から発表しております。『もう終わりだろう、ではなくまだくるかもしれない』と考え仮想通貨市場に向き合いましょう。
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