オーラを纏い始めた『Bitcoin』

 先日の投稿では私が重視している3つのキーワードを元に今の状態を分析してみました。
きっかけが新型肺炎ウィルスだったとしても金融緩和により偏っていた資金が一気に逆流し未曽有の暴落を引き起こしました。
そして今回新たな金融緩和が行われましたのでこの流れは継続していくことになります。そして金融緩和による影響が全体に及ぶのか、一部に及ぶのかこれも重要と言いました。結果的に偏りが生じることで今後新たなバブル資産を生み出すことも考えられます。そして、度重なる金融緩和によるインフレの警戒も必要となるでしょう。

さて、これらの点を頭に入れつつ今後の相場がどうなるのか考えていきましょう。多くの投資家がこの暴落でチャンスが近いと考えていると思います。そしてその時期は様々ですが今の時点から2,3年の間にチャンスが到来するだろうと考えております。
確かにこの2,3年がチャンスの年かもしれません。
しかし今まで価格が高騰した株や貴金属、不動産も含めて同じように価格は戻っていき、更には上がるでしょうか?
日本の不動産はオリンピック以降も価格は上昇するのでしょうか?貴金属は今後も高値を追っていくのでしょうか。個別にみると実は将来性は大きく異なっていきます。
サブプライム・モーゲージ・クライシス(2008年)以降金融株は実はさほどバブルの主役を演じてはいませんでした。日本の大手銀行の株価をみてください。
それと同じ様なことが今後暴落した資産の中でも継続して続くことになります。そして、それは個別の業種一つ一つをしっかりと吟味しなければなりません。

結論から先に述べますと仮想通貨、とりわけBitcoinは今後のビジョンも含めて非常に有望であると私は考えております。
つまり、次のバブルが発生するならばこのBitcoinの可能性もあるのです・・・
とても皮肉な事です・・・未曽有の金融緩和のヘッジとして誕生したBitcoinがその魔術的な魅力故にバブルの対象となり得るのです。

 

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