18日月曜日、シカゴ・マーカンタイル取引所（以後CME）にBitcoin先物が上場いたします。仮想通貨界にとってこれは大きなニュースであり私自身とても驚きました。このニュースが飛び込んでくる前、CMEの育ての親とも言えるLeo Melamed氏から仮想通貨に対する否定的なコメントが上がっていたのは古い人間ならよく覚えております。Leo Melamed氏は私自身もよく名前を聞いておりましたし金融界において非常に影響力の強い人である事はBitcoin先物の上場発表以降の時価総額（仮想通貨の総資産）の変化を見ていただければ分かると思います。
さて、このBitcoin先物がどう仮想通貨に影響を及ぼしていくのか。それは本物の競争が市場を通して行われるという事です。日本の話題で分かり易く例えると甲子園球児達がプロ野球界にデビューするという事に近いかもしれません。現在altコイン(オルトコイン：Bitcoin以外の仮想通貨の総称)も急騰しており仮想通貨の未来はバラ色に見えているかもしれません。しかし、これはプロの市場に華々しくデビューしたという一つのエンターテインメントでありこれから仮想通貨のコインそれぞれが有用性があるのかどうか試されていく時代に入ります。プロ野球界でもデビュー時の契約金は注目を浴びると思いますが、仮想通貨界もまた、晴れ舞台にむけたご祝儀相場が今起こっていると考えてよいのではないでしょうか。
またBitcoinに続き新たな先物市場に続けとaltコインの選別も始まっているかもしれません。
ご注意：この記事は仮想通貨に対して投資を促すものではなく、あくまでも個人の感想としてご覧ください
Photo source: CMEgroup
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