ゴールドマンサックスは来年の6月を目途に仮想通貨のトレーディングデスクを設置する予定との事です。ビットコイン先物がCMEに上場した事に呼応して顧客のニーズに答えるためであり来年以降の取引の活況に繋がると予想されます。ゴールドマンサックスに関しましてはウォール街の大手企業内でも仮想通貨に対して前向きな反応をしていましたのでいち早い発表となったと思います。
さて、資産価値としての裏付けを持たない仮想通貨ですがここにきまして調整色を強めております。価格を予想する事は難しいですが少なくとも需給バランスあってこその相場となりますので、相場の強弱が存在する事は大手金融機関にとって参入しやすさがあります。逆に言いますと一方的な相場は取引参加者にパフォーマンスの意味でのメリットがありません。金融業界、とりわけファンドマネージャーはインデックス（指標）に対してアップパフォームかダウンパフォームかで優越を競いますのでクロコダイルトゥース（ワニの歯）の相場は大好物であると言えるでしょう。
もちろん個人投資家にとってトレンドが掴めない相場は嫌う傾向がありますが機関投資家はそれを好むのです。
仮想通貨、とりわけビットコインに関しましては発行枚数が2100万枚と限定されております。これは発行権を持つ中央銀と異なるスタンスになりますのでこれはビジネスチャンスが存在するという事です。
Source: Bloomberg
Goldman Is Setting Up a Cryptocurrency Trading Desk
コメントを残す
最初のコメントを頂けますか？