Blockstreamがマイクロペイメントシステム Lightning Chargeを発表

 ライトニングネットワークの先駆者、Blockstreamがデベロッパー向けのライトニングネットワーク システムツール「 Lightning Charge」(ライトニングチャージ)を発表しました。
ライトニングネットワークとはビットコインの支払いを「早く」「便利」にする仕組みでありビットコインのメイン機能と言ってよいものです。

 ビットコインの支払いは「メインネット」と「ライトニングネットワーク」の二段階の構造となっており「メインネット」は約10分おきに処理される仕組みとなっております。それ故に、細かい支払い(マイクロペイメント)には向かずまた「メインネット」で決済するための手数料が高い問題もありました。
この問題を解決する為にBlockstreamを始めとする複数のチームや有志の方達が互換性を維持しながらライトニングネットワークの開発を進めてきました。
ライトニングネットワークを用いる為にはマルチシグアドレスのウォレットである必要がありますが、おそらく取引所や販売所が自動的にライトニングネットワークが利用可能なウォレットを実装していくことでしょう。そしてライトニングネットワークが広まる事で格安で更に高速なビットコインペイメントが実現できるでしょう。
もちろんライトニングネットワークはビットコインのメインネットと同様「トラストレス」な環境となっております。

 さて、最後に「メインネット」と「ライトニングネットワーク」それぞれの利用目的はどうなるのでしょうか。メインネットは不動産や高額の取引、ライトニングネットワークはコーヒーやサンドウィッチ等の支払いに使われていくことが予測できます。
メインネットはビットコインの取引において最も信頼のおける帳簿であり高額の取引が期待できます。

Source: blockstream.com
Lightning Charge Powers Developers & Blockstream Store

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