Photo: Johoe’s Bitcoin Mempool Statistics
図: 一週間の未確認トランザクション数(メモリープール)
2018年1月21日時点での未確認トランザクション事情を説明いたします。年初の混雑状況から3週間余りが経ち、ようやくビットコインの送金混雑も緩和されてきました。昨年5月の仮想通貨法の施工時にも今回と同じような状況が起こりましたが一時的に多くの参入者がありますと送金混雑が発生いたします。昨年末はビットコイン先物が上場する事になり、多くの個人トレーダーが参入しましたので同じような道を辿っていたと言えるでしょう。
ビットコイン先物の上場時には多くの機関投資家の参入を予測している方がいましたが、アメリカを始めとする金融当局の正式な仮想通貨規制が発表されない限り、多くの資金流入は起こりにくいと考えられますので今後のトランザクション手数料は緩やかな下落を続けるのではないでしょうか。
さて、送金手数料ですが現在確認待ちの取引は8万件前後、送金手数料が30-50sat/byte(1バイト当たり0.67円程度)となりました。(具体的に説明しますと送金トランザクションのバイト数が545バイトだとしますと送金手数料は365円前後になります)
参考:直近での手数料
2018年01月14日:100~140sat/byte
2018年01月06日:300~500sat/byte
2018年01月01日:50~70sat/byte
2017年12月25日:140~200sat/byte
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