ニトリ会長の見通しから得る市場動向

お久しぶりです。
今年も残りわずかとなり仮想通貨(暗号資産)市場は昨年末と比べ大きく時価総額を落とす事になりました。私個人としましてBTCの年末終値を予測することは非常に難しい事であると考えていましたので、今の価格を見て来年以降のシミュレーションを行っている次第です。
しかし、昨年末の価格を鑑み仮想通貨の過熱感は非常に高まっていましたので予想以上の下げが来る事は想像できたのではないかと思います。
来年の動向は米国金利と景気の行方が大きなファクターとして存在します。今年以上の難しい相場になるだろうと予測しています。

さて、来年以降の仮想通貨の動向ですが多くのサイトがブロックチェーンに関する技術を追っていますので私個人はその点に関しましては取り上げることはほとんどいたしません。逆に言いますと仮想通貨の価格は中央銀行の政策、景気に左右される影響度合いは無視できない影響度合いであると個人的には考えておりますので今後ともこのスタンスを貫いて記事を書いてまいります。
何故、中央銀行の政策が仮想通貨の価格に影響するのか?それは、中央銀行の金利誘導目標が高まれば市場に流れる”お金”が減ることになります。つまり買える人が少なくなれば仮想通貨にとどまらずあらゆる資産の価格が下がっていくことになります。

早速ですが、注目の記事をとりあげます。
ニトリホールディングスの会長兼最高経営責任者(CEO)である似鳥昭雄氏の来年の見通しが発表されております。2018年度の見通しではみごとなまでに的中し非常に鋭い観察眼をお持ちです。ここでは詳細は割愛しますがここをお読みの方は是非彼の過去の記事を遡って読んでみましょう。

因みに来年の日経平均株価.N225について

「乱高下をして、年末には2万円台になる(戻る)のではないか」

との見通しを示しています。
”乱高下”この言葉は来年の激動の一年に相応しいキーワードになるだろうと私も考えております。サブプライム危機と比較をして今の状況は・・・とよく比較されますが現在の政策はサブプライム危機の延長線上にあり大きな流れは続いています。サブプライム危機は終わったのではなく処方された政策が今も生きているのです。

Source: CNBC
来年の株価は乱高下、年末に2万円台回復か=ニトリ会長

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