2018年1月28日 ビットコインの未確認トランザクション事情


Photo 1: Johoe’s Bitcoin Mempool Statistics

 2018年1月28日時点での未確認トランザクション事情を説明いたします。年初の混雑状況からは完全に解消されたと言える水準になっております。また、先週は取引所のオルトコインハッキングの事件等も起きましたのでハードウォレットからの活発な移動は控える方が増えてくると思われます。一部オルトコインを中心に投資熱は冷めないとは思いますが大きな問題が発生しない限り安定した水準を保つのではと考えられます


Photo 2: https://www.blockchain.com/

 さて、送金手数料ですが現在確認待ちの取引は3万件前後、送金手数料が5-10sat/byte(1バイト当たり0.013円程度)となりました。具体的に説明しますとPhoto2をご覧ください。左上の太枠内の送金トランザクションのバイト数が339バイトだとしますと送金手数料のデッドラインは339バイト×10satとなり3390sat程度、日本円では44円程度となります。
ただし、ご注意いただきたい事はトランザクション当たりのバイト数は送金する際にウォレットの仕訳状態※により異なります。339バイト/トランザクションはあくまでも参考例ですので余裕をもって手数料を設定されることをお勧めいたします。

右下の太枠内の数字は実際の手数料を示しております。送金者は16.106sat/byteで送金したことを意味しております。手数料は日本円で71円程度です。

参考:直近での手数料
2018年01月28日:5-10sat/byte
2018年01月21日:30-50sat/byte
2018年01月14日:100~140sat/byte
2018年01月06日:300~500sat/byte
2018年01月01日:50~70sat/byte
2017年12月25日:140~200sat/byte

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